一剣

2019年1月11日(金)
【NO TITLE】
 「柳の糸」という言葉がある。柳の細い枝を糸に見立てた語だ。季節が冬の終わりを告げる頃、しだれる“糸”から青々とした芽が吹いて、樹木も衣替えをする。その美しさから、柳は春の季語とされる▼そよ風にさえ揺れる柳だが、そのたおやかな姿からは想像できない“強さ”を、冬の雪国で見た。どれだけ雪が枝に積もっても、その重みで折れることは決してない。枝をしなわせながら雪を落とすのである▼「柳に雪折れなし」とのことわざもある。やわらかいものは、かたいものよりかえってよく耐えるし、丈夫であるとの例えだ。植物は自ら声を発することはないが、その姿で本当の強さとは何かを教えてくれる。池田先生はつづった。「コンクリートみたいに固い花はない。花は、みんな柔らかい。初々しい。傷つきやすい。人の思いに敏感なままの、その心を一生咲かせ続ける人が、本当に『強い』人なのだ」▼御書に「日蓮は(鳥や虫のように)鳴かないけれども、涙が絶える間がない」(1361ページ、通解)と仰せである。日蓮大聖人は民衆と「共に苦しむ仏」であられた。だからこそ、民衆を苦しめる者とは師子王のごとく戦われたのである▼「優しい人」こそ「強い人」――励ましも、粘り強く取り組みたい。真の強さを持つ柳のように。

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