一剣

2019年2月11日(月)
【NO TITLE】
「動物の中で笑うものは人だけである」とは、哲人アリストテレスの言葉。実際はチンパンジーなどの類人猿も笑うとされるが、「ほほ笑み」から「苦笑い」そして「大笑い」まで表現の幅を広く持つのは、やはり人間ならではと言っていい▼人はまた、自らが「笑う」だけでなく、「笑わせようとする」生き物でもあろう。ドイツの哲学者アルフォンス・デーケン氏はこの点について、「ジョーク」と「ユーモア」は区別して使うべきだと訴える。ジョークは「頭」を使った技術であり、ユーモアは「心」から発する思いやりであると。ドイツにおけるユーモアの定義とは「『にもかかわらず』笑うこと」だという▼楽しい時に笑うのは当然だ。しかし大変な時、苦しい時にもかかわらず、周囲の誰かを励まし、勇気づけようとして笑う――それはやせ我慢や作り笑いなどを超えた、共に生き抜いていこうとする「心の強さ」の表れにほかならない▼日蓮大聖人は命に及ぶ大難の中にあって、落涙する四条金吾を「これほどの悦びをば・わらへかし」(御書914ページ)と励まされた。師の悠々たる境涯を仰ぎ見て、弟子の生命にも太陽が昇ったのである▼朗らかに。何があっても朗らかに。その人こそ絶望を希望に転換する智慧の人であり、勇気の人である。

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