一剣

2019年8月14日(水)
【NO TITLE】
残暑お見舞い申し上げます――相手を気遣う夏の便りは、日本が誇る伝統文化。一陣の涼風が吹き抜けるような、心地よいメッセージを届けてくれる▼世界で初めて郵便はがきが送られたのは、1869年のオーストリア・ハンガリー帝国。今年で150年になる。日本の近代郵便制度の創設者である前島密は、郵便が「迅速にかつ安全に」届くようにすることは、「人体における血液運行」と同じほど重要で、「治国の要」とまで述べた(『前島密自叙伝』日本図書センター)▼大阪のある婦人部員は、一葉のはがきを宝にしてきた。20年以上前の夏、先輩から届いた残暑見舞いだ。「初盆ですね……。心安らかに、心豊かに、心強く、強く、生き抜いていきましょう。希望の21世紀めざして! お元気で!」。その数カ月前、婦人は夫を亡くしていた。はがきに支えられ、同じように後輩に励ましを送る日々を歩んでいる▼メールやSNSも手軽でいい。だが、手間暇かかる手紙やはがきには、「私はあなたのことを気に掛けています」という、いつもとは違った特別な思いを乗せることができよう▼「心の思いを響かして声を顕す」(御書563ページ)――“共に幸福に”との祈りを込めた真心の言葉は、いつか必ず相手に届き、最高の宝物にもなる。

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