一剣

2019年8月15日(木)
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「夕月夜 心もしのに 白露の 置くこの庭に 蟋蟀鳴くも」(湯原王)。古来、人が月を詠んだ歌は数え切れない。月も、地上の喜怒哀楽を静かに見つめてきた▼インドの仏教説話にも月が登場する。ある日、バラモンに姿を変えた帝釈天が、4匹の動物に布施を請う。サル、ジャッカル、カワウソは食べ物を供養するが、ウサギには何もない▼そこで“薪を集め火をおこし、私の肉を食べて、修行の道を遂行してください”と語る。帝釈天が神通力でたき火をつくると、ウサギは火の中へ。だが毛は一本も燃えなかった。正体を明かした帝釈天は、不惜身命の行動をたたえ、月にウサギの姿を描く。「優れた行ないが永遠に知られるように」と(松村恒・松田慎也訳『ジャータカ全集4』春秋社)。日本の「今昔物語集」にある「月のウサギ」は、この説話に由来するという▼池田先生はかつて、月を通してつづった。「月天子よ、今宵も、全国の我が友を、見守ってくれたまえ!」「尊き道を歩く友の足もとを、優しく、明るく照らしてほしい」「そして、心傷めるすべての人に安らぎを」▼旧盆、そして終戦記念日の15日は満月。台風の雲上にある月天子に、平和の礎となった先人の姿を重ねつつ、広布に生きゆく使命をかみ締めたい。

8/15^08:02
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