一剣

2020年6月3日(水)
【NO TITLE】
ピカソは“変貌の画家”と呼ばれた。作風の目まぐるしい変化を繰り返したからである。彼は、こんな言葉を残している。「私があの子供たちの年齢のときには、ラファエロと同じように素描できた。けれどもあの子供たちのように素描することを覚えるのに、私は一生かかった」▼巨匠がたどり着いた理想の形は、“子どもが描く自由な絵”だったのだろう。彼は「芸術家とは見つける人だ」(『ピカソ――生と創造の冒険者』など参照)とも。童心とは、何げない日常の中に“美しさ”を見いだす心を言うのかもしれない▼ピカソの言葉を思い出したのは、本紙電子版で無料公開されている第34回「少年少女希望絵画展」の受賞作品を見たからだ。家族の笑顔や見慣れた景色、身近にいる虫や花も、“小さな芸術家”の筆にかかると、何と豊かな色彩と躍動感を放つことか▼愛知の少女部員が語っていた。「絵を通して心が広がった分、何でも前向きに挑戦したいと思うようになりました」。絵画展の受賞を励みとして、地域の絵画展でも表彰を受けた子、英検3級に合格した子もいる▼仏典に「心は工なる画師の如し」と。心は誰も縛れない。“名画”を生み出す子どもたちのように、自在に希望の未来を描き出す、強くしなやかな心を持ちたい。

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