一剣

2021年1月22日(金)
【NO TITLE】
 「アメリカの良心」とたたえられたノーマン・カズンズ博士の自宅を、ある友人が訪ねた折のこと。友人の妻が背中の痛みを訴えた。この時、博士の養女であるシゲコ・ササモリさんが指圧をほどこした▼ササモリさんは13歳の時、広島で被爆。10年後、ケロイド治療で広島から渡米した。しかし指には、やけどの痕が残り、右手の小指と薬指は曲がったまま。その指で、夫人に指圧するササモリさんの姿を見て、友人は涙が止まらなかった▼ササモリさんは自身の被爆体験を、さまざまな場で語ってきた。かつてアメリカ創価大学で開催された「平和の文化」シンポジウムで、「戦争が始まってしまえば、みんな被害者。アメリカの兵士にも戦争の犠牲者がいる。だから、私はアメリカのことを恨んでいません」と▼この言葉を語るまでに、どれほどの心の葛藤があっただろう。加害・被害の恩讐を乗り越える努力を積み重ね、同じ人間として、核兵器の非人道性を直視する。それが、恒久的な世界平和を建設する出発点となる▼きょう、「核兵器禁止条約」が発効する。後世、核兵器の「保有」から「廃絶」への大きな転換点といわれる日にしなければならない。そのために「地球益」に立脚した「行動の連帯」を足元から広げたい。

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