一剣

2021年2月18日(木)
【NO TITLE】
長年、報道番組でキャスターを務めた国谷裕子さんは、これまでに多くのインタビューを行ってきた▼国谷さんが、映画俳優の高倉健さんにインタビューした時のこと。事前に出演映画を見続け、資料も大量に読み込むなど万全の準備で臨んだ。しかし実際の場面では、いくら質問を重ねても、短い答えが返ってくるだけ。そこで彼女はある覚悟を決めた▼それは、話が途切れても、相手が話し始めるのをじっと待つこと。すると17秒の沈黙の後、静かに高倉さんが話し始めた。沈黙は「高倉さんにとって自分の話すべき言葉を探している大事な時間だった」と国谷さん。「『待つこと』も『聞くこと』につながる」と(『キャスターという仕事』岩波新書)▼会話が途切れると、つい言葉を発したくなる。だが相手は、伝える言葉を必死にまとめているのかもしれない。言うに言われぬ苦悩を抱えている場合もあるだろう。表情の微妙な変化や声の調子に気を配り、相手を最大に尊重する――「目」と「耳」と「心」で聞くことを大切にしたい▼池田先生は「聞いてあげること自体が、仏法で説く慈悲の実践、『抜苦与楽』の『抜苦』となるのだ」とつづる。友の幸福を真剣に祈りながら、どんな相手をも温かく包み込む“聞き上手”でありたい。

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