一剣

2021年2月21日(日)
【NO TITLE】
俳句で「梅」は春の季語。だが「探梅」は冬の季語となる。咲き始めた梅を探して歩くことを指す。「探梅のこころもとなき人数かな」(後藤夜半)。この一年は例年と比べて思うように外出できず、梅を一段と恋しく感じた人もいるだろう▼新型コロナの感染が全国的な広がりを見せて一年がたつ。先日、婦人部の友が梅の写真を送ってくれた。家の近くの一輪を、スマホで撮影したもの。「大変な状況は続きますが、心に希望の花を咲かせていきましょう」とのメッセージが添えてあった▼人は花に思いを重ねる。力の開花、個性の開花、可能性の開花……。こうしたたとえは、いずれも、人間の内側にあるものが外に向かって開き顕れる様子を表現している▼花をこよなく愛された日蓮大聖人は、「木中の花」(御書242ページ)と仰せだ。冬枯れの木に花の気配はなくとも、中には花が息づいている。春が来れば必ず万朶と咲く。同じように、ほかでもない自身の胸中に、仏性という無限に広がる“生命の花”があることを示されたのである▼「冬枯れに春の若芽は因果俱時」と池田先生は詠んだ。幸の花を外に探し求める必要はない。苦難の厳冬に立ち向かうわが心中に、見えなくとも花は育っている。冬は必ず勝利の花咲く春となる。

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