一剣

2021年2月22日(月)
【NO TITLE】
コロナ禍以前のこと。ある交響楽団のコンサートに行った。全ての演奏を終え、指揮者がカーテンコールに応えて舞台袖とステージを往復し、最後に花束を受け取った。すると指揮者は、そこから数本のバラを抜き、低音の弦楽器であるコントラバスと、打楽器の奏者らに手渡しで贈った▼その日の演奏曲は、華やかな旋律を奏でる高音楽器が花形のものだった。だが、コントラバスが厚みある和音を支え、打楽器が正確なリズムを刻んだがゆえの名演だったと、指揮者は“陰の立役者”をたたえたのだろう。そう感じた聴衆の喝采も一段と大きくなった▼かつて屋外競技場で行われた学会の文化祭でのこと。池田先生が友を激励しながらグラウンドを1周した。スタンド席のあちこちから歓声が響く中、先生の足が止まった。視線の先に一婦人。胸に抱く夫の小さな遺影に先生は合掌した。婦人は涙し、力強くうなずいた▼婦人を信心に導いてくれたのは生前の夫だった。これからも胸中の夫と広布に生き抜くと誓う心の声を、師は心で聞き止められたのだろう▼目を凝らさなければ見えない、耳を澄まさなければ聞こえない“大切なもの”がある。その真実をしっかりと見極めるために、わが生命を磨く。そこから自他共の幸福の社会は建設される。

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