一剣

2021年2月23日(火)
【NO TITLE】
「どのような言葉にふれるかは、私たちの人生と人格に大きな影響を与える」とは、批評家・若松英輔氏の言葉。氏は、話す行為について次の三つを挙げる。一人で行う「独話」。誰かと言葉を交わす「会話」。そして、深いところでつながりながら、言葉や経験の深みを探る「対話」である▼多くの言葉を交わしても、互いの呼吸が合わなければ「会話」にとどまる。一方、「対話」は、自分の言いたいことを話すのではなく「相手の『おもい』を受け止めたところに始まる」と氏は言う▼さらに対話で人が伝えたい「おもい」とは、言葉にできる「思い」や「想い」だけではなく「言葉にならない『念い』なのではあるまいか」とも(『読書のちから』亜紀書房)▼対話の中で、相手が話してくれる「心情」が、常に偽りなき「真情」とは限らない。遠慮したり、相手に合わせたりして話しているかもしれない。心を開いてもらうには、まず自分がありのままを心掛け、繕わないこと。言葉の巧拙よりも、相手の幸福と成長を「念う」ことだろう▼日蓮大聖人は「意は心法・声は色法・心より色をあらはす」(御書469ページ)と仰せである。友を「念う」祈りは声となって必ず相手に通じる。自他共の人生を豊かに彩る語らいを、きょうも朗らかに。

2/23^18:08
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