名字の言

2018年3月13日(火)
【NO TITLE】
そうそうたる文豪たちの直筆原稿を展示会で見たことがある。芥川龍之介は原稿用紙のマス目からはみ出すことのない小さな文字。川端康成はマス目を左右いっぱいに使う横長の字が特徴的だった▼「筆跡鑑定」があるように、文字は書き手を物語る。しかし、かつて、本の出版後は著名な作家の原稿でさえ、古書店や美術商に流れたり、破棄されたりするものも多かったという。貴重な肉筆を処分するとは何ともったいないことを、と惜しまれる▼「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」――池田先生の小説『人間革命』の直筆原稿は今も大切に保管されている。師の筆致を未来に残すため、当時の編集担当者が印刷工場へ回す分を、別の原稿用紙に書き写していた▼『人間革命』『新・人間革命』の直筆原稿は、展示会などに特別出品されたこともあり、わが目に焼き付け、師の心を学んだ人は少なくない。かつて先生は語った。「私は毎回、原稿を書く時、『これで、皆が本当に勇気を持てるのか。希望を持てるのか』――そういう思いで、命を削って書いているんだ」と▼「願わくは、もろもろの衆生よ、ことごとく、みな、仏法の世界の文字を受持しなさい」(御書153ページ、通解)。文は書き手の魂である。

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