信仰体験談

2017年12月7日(木)
【勝つと決めて祈りぬく】
【札幌市清田区】ひとたび「がん」の宣告を受けた人は、適切な治療で克服できた後も、心の片隅に再発や転移への不安を抱え続けることがある。我妻靖基さん(52)=緑ケ丘支部、区長=は、
38歳の時、左顎関節に骨肉腫が見つかり、抗がん剤と切除手術で乗り越えたものの、その後、約4年間で肺へ転移すること実に3度。だが、執拗に襲い掛かる病魔に対し、一歩も引かない決意で立ち向かい、壮絶な闘いに“3連勝”を収めた。我妻さんが、がんを完全制圧することができた背景には、信心への“絶対的な確信”をつかんだ青年時代の体験があった。

トップギアで
 2003年(平成15年)秋、我妻さんは、左のこめかみ辺りに痛みを感じた。歯科医院、市内の病院の口腔外科、最後は北海道大学病院で受診。検査の結果、「左顎関節の骨肉腫」と診断された。
 骨肉腫は20代前半までの発症が多く、しかも膝や肩関節周辺が大半を占める。顎関節の骨肉腫は「極めてまれな症例」と言われた。
 「単なる病気ではない、これは宿命との戦いだ。いきなりギアをトップに入れた信心で立ち向かわなければ勝てないと、腹を決めました」
                     ◇
 我妻さんは1967年(昭和42年)、母・弘子さん(83)=札幌市厚別区、婦人部員=と共に、1歳で創価学会に入会した。
 大学を卒業し、社会人となった88年、母が上部胆管がんを発症。肝臓から胆汁が流れなくなり、激しい黄疸が見られた。医師は「黄疸が引かなければ手の施しようがなく、余命は3カ月」と告げた。
 我妻さんはこの時、母を救いたい一心で、初めて本気で信心に励むことを決意。1日3時間の唱題を自らに課し、仏法対話にも奔走した。すると1カ月ほどで、医師も驚くほど劇的に黄疸が消失し、治療の第1段階をクリアした。
 信仰に消極的だった父・厚治さん(80)=壮年部員=も、確かな現証に目を見張り、妻の回復を願い、題目を唱えるようになった。
 その後、医師の的確な治療が続き、家族や同志の祈りにも守られ、弘子さんは大病を克服することができた。
今も、地道に信心を貫いている。
 「あの時の体験があったので、自分が骨肉腫と言われた時も、“信心で乗り越えられない苦難はない”という信念が、揺らぐことはありませんでした」

真心の千羽鶴
 骨肉腫の切除手術がどういうものになるか、執刀医が言った。
 「腫瘍を残らず取り去ることを最優先するため、左の眼球は残せません。顔の左半分は神経が駄目になるので、顔付きは右と左で別人のようになります」
 絶望的な見立てだったが、我妻さんは希望を手放さなかった。病室で、小声で懸命に唱題を続け、池田先生の指導を、何度も何度も、命に刻み付けるように読み返した。
 「人は臆病になると、敵が大きく見える。自分には無理だと思うと、困難の壁はますます高く堅固に映る」「しかし、『断じて勝つ!』と決めた瞬間、己心の壁は破れる。『さあ来い!』と困難に挑みかかる、胸中の師子が目覚めるのだ」
 回復への祈りを込め、地域の同志が千羽鶴を届けてくれた。かつて学会活動を共にした、室蘭市の男子部の友からも、同じく千羽鶴が届いた。
 「室蘭のメンバーは一人が一人に仏法対話をして1羽を折ってくれたと聞き、“必ず元気になって、
みんなの熱い思いに応えていこう”と奮起しました」
 結果、手術は無事に成功。多少の顔面まひはあるものの、眼球を残すことができ、顔の変化は初対面ではすぐに気付かないほど最小限に。会話や飲食など、日常生活にも大きな支障はない。
 7カ月に及ぶ入院生活を終え、職場復帰を果たした我妻さん。だが喜びもつかの間、退院後、半年余りの2005年2月、両肺の5カ所に転移が見つかった。もし肺の手術を回避したらどうなるか。医師の返答は――「この先、1年の命は保証できません」。
 再びの苦境に直面し、くじけそうになる気持ちをねじ伏せるように、猛然と唱題に挑んだ。手術で腫瘍を切除し、肺転移の第1ラウンドを、勝利で終えた。

根っこを断つ
 第2ラウンドは翌06年9月。2度目の転移を、我妻さんはどう受け止めたのだろう。
 「信心への確信はありましたが、半面、また転移するのではという臆病な心が命の根っこに巣くっていたのも事実です。そのことに気付いた時、この根っこを断ち切らない限り、病魔との闘いは終わらないと、決意を新たにしました」
腫瘍摘出のために開胸手術は避けられないと言われたが、状況が好転し、内視鏡による手術で事なきを得た。
 2度目の肺の手術から1年余り。07年12月、我妻さんは第3ラウンドのゴングを聞く。だが不思議と心の動揺はなく、“これが病魔との最後の闘いになる”という確信めいた思いが、静かに胸に広がった。
 唱題に励むほどに、家族や同志、温かく見守り続けてくれた職場の上司、そして師匠・池田先生への感謝の思いが深まっていく。
 “同志のため、師匠のために、もう一度、この病に勝って、仏法の偉大さを証明したい。いや、必ず証明してみせる!”――我妻さんの胸中に、誓願の炎が赤々と燃え上がった。
 3度目の肺の手術は08年1月。過去2回に比べ、いっそう難しい箇所に腫瘍が転移していたが、
経験豊かな医師が的確な処置を施してくれ、無事に切除することができた。
 闘病中も同志に支えられながら、支部長、本部長として広布の使命を担い続けた我妻さん。最後の手術から5年9カ月が経過した13年10月に区長の任命を受け、今も日々、全力で学会活動に取り組んでいる。
 「私たち清田栄光区は本年、異体同心の団結で地区2世帯に迫る弘教を達成しており、私自身も闘病体験を語りに語り、多くの人に励ましの言葉を送っています。師匠と同志の大恩に報いるため、これからも使命の道を走り抜いていきます」

12/7^18:34







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