信仰体験談

2020年7月1日(水)
【諦めない限り】
【大分市】「大型重機を使う工事現場は、常に危険と隣り合わせ。だからこそ毎朝、真剣な祈りから出発しています」
 吉田達さん(55)=地区部長=は、土木業を主体とする「株式会社吉田建設工業」の代表取締役社長を務める。トンネルや水門、テーマパークの大型遊具の新設・補修工事など、手掛ける仕事は幅広い。
 1986年(昭和61年)の創業以来34年間、無災害無事故を継続中。
 受注先の一つである世界規模の大手企業から、安全管理への努力が認められ、10年連続で感謝状が贈られている。
 「あの時を乗り越えたから、今があるんです」と吉田さん。信頼と実績で築いてきた道には、忘れられない原点が刻まれている。
 2008年(平成20年)9月に起きたリーマン・ショック。その5カ月前に、株式会社として出発したばかりの会社は、不況のあおりを、もろに受けた。
 受注先の会社が次々に倒産。仕事と収入はほぼゼロになった。
 追い打ちをかけるように、妻・ヒロ子さん(56)=副白ゆり長=に卵巣腫瘍と乳がんが見つかる。自分の力だけではどうしようもない現実を前に、途方に暮れた。
 先駆長(ブロック長)の任命を受けたのは、その頃だった。
 会社の状況を考えると不安もあったが、母・緑さん(82)=地区副婦人部長=の言葉が背中を押した。
 「広布のために祈って動けば、必ず道が開けるよ」
 ――高校時代、父が脳梗塞で倒れ、家計は一気に傾いた。
 その時、一家の大黒柱となって支えたのが母だった。弱音を吐かず、仕事を掛け持ちしながら、合間を縫って学会活動に駆けた母……。
 “今の自分があるのは母と信心のおかげ。だから俺も広布に生きよう”と腹が決まった。
 祈りに徹し学会活動に励むほどに、社員のことが気に掛かった。
 経営悪化により、給料を3分の1にまで減らさざるを得なかった。しかし、誰一人として辞める社員はいなかった。
 信じてくれる社員の幸せを真剣に祈り、感謝の思いで励ます中で、社内の団結が一段と強くなっていくのを感じた。
 そんなある日、取引先から「土木業にチャレンジしてみたら?」とトンネル工事の仕事が舞い込んだ。
 それまでは、ビルやマンションなどの建設が専門。全く未経験の分野だったが、社員と共に必要な技術を必死に学び、事前調査、施工計画、安全対策など入念に準備を進めた。
 初めての工事を無事に終えると、現場を訪れた発注元の社員は、「他社と変わらぬ工期と金額で、こんなにキレイに仕上げるなんて」と驚き喜んでくれた。
 「創業から“お客さま目線で”と、丁寧な仕事に努めてきた。その姿勢が、未経験の分野でも生かされました」
 その後、評判が広がり、土木工事の依頼が増え、新たな顧客もできた。
 その結果、1年で赤字経営は解消。15年には、国内で数社しか担当していない火力発電所の煙突工事を、全国的に任せてもらえるようにもなった。
 現在では、リーマン・ショック前と比べて利益は2倍以上に。ヒロ子さんも3度の大手術を乗り越え、今年で発症から12年を迎える。
 いつも心に刻んでいるのは、「大変な状況のなかで、信心に励むからこそ、それだけ功徳も大きいんです」との池田先生の言葉。
 現在、新型コロナウイルスの影響で、複数の受注がストップするなど、今後の不安もないわけではない。
 しかし、「諦めない限り、行き詰まりはない。それが私の確信です」――吉田さんは“広布のために”と前を向き続ける。



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