1/1ﾍﾟｰｼﾞ目 鬼は外… ふと夜中、窓の外に豆を一粒摘まんではなげます 鬼は外… 鬼は外…… 鬼は外……… おに オニ 鬼 ……鬼とはなんでしょう…。 ふとそんな事を考えながら豆をまた一粒外に投げます…。 既に今は三日ではなく、 時計の時刻は零時をまわっていますので、これは四日の日記でしょうか？ おには外… オニは外… 鬼は外… あぁ、こんな事をしていては、日が暮れ…基、夜が明けてしまいそうです… 今度は豆を三粒ほどいっぺんに外へ投げます… 鬼は外… 鬼とは誰の事でしょう？ 鬼は外… 鬼とは疫病神のようなモノを例えるのでしょう？ 鬼は外… 疫病神とは、人を不幸にしてしまうのでしょう？ 鬼は外 あぁ、そうか… 鬼とは 僕の事だ… 僕は枡の中に入った豆を頭から被ります… お洋服の中に何粒かの豆が入ったようで、 体を動かすとたまに違和感…… さて、鬼は外にいきましょう… 僕は街頭だけが頼りの静かな道を独りで歩いていきます… あれ？ どこまで行けばいいのでしょうか。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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