母の乳癌闘病記と私の日常

2011年08月08日(月)
【予想を超える最悪の癌告知】
いよいよ、今日は、検査結果を聞く日です。やはり、3時間位しか眠れませんでした。
朝から、お腹も痛くて、気力だけで何とか病院まで母と行きました。主治医の先生は、検査の結果を、「やはり、癌でした。それも、あまり、質の良い癌ではありません。トリプルネガティブという、抗がん剤も、効くかどうか、やってみないとわからないです。取りあえず、今週の木曜日から毎週パクリタキセルを打ってみて、効果がなかったら、29日に手術をしましょう。」と、言いました。私が、「抗がん剤以外にも、免疫療法や、健康食品、丸山ワクチンなどはどうでしょうか?」と聞くと、そんなものは、エビデンスが無いと、全否定でした。抗がん剤の量を決めるため、母が、隣りの診察室で、体重を計りに行ってる間に、先生は、私に検査結果の書類を見せて、小さな声で「ここに、ki67が90%って書いてあるんだけど、こんな、増殖率の高い癌は、めったにないので、多分、他にも転移してると思うよ。緩和ケアの方、考えましょう。手術しても取りきれないと思うけど、飛び出してきたら大変だからね。」と、ほとんど治療を諦めてるような言い方です。たとえ、難しい治療でも、全力を尽くすと言う言葉だけでも欲しかったです。母は、そこまで酷いとは知りません、いや、言えません。私は、あまりにもショックで、何も考えられませんでした。看護師が、乳がんの治療は、ずいぶん進歩してますよ、と言う言葉だけが、ほんの少しだけ、救いでした。あさって、手術前の検査
をするように、予約を入れて、家にかえりました。検査結果を父に話したけど、そうか、としか言いませんでした。孫である、私の娘は、ワーワー泣き出しました。そんな、孫をなぐさめるように、母は、「治療したら良くなるから大丈夫よ。」と、気丈なのか、呑気なのか、言っているのを聞いて、私は、何も言えませんでした。絶対諦めたくない、けど、あまりにも苦しい治療はさせたくない、どうしたら良いのか私にもわかりません。でも、全力で、母の乳がんと、頑張って戦う覚悟です。本人は、もっと苦しいのですから。医学の進歩を信じたいです。


23:15
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