2015年02月05日(木)
【あの日も雪が降っていた】
今日は冷たい雨混じりの雪が降っていて寒いですね。
母が入院していた時、一度だけ雪が降った日があったのを思い出しました。
病院へ行く前、かなり雪が降っていたので、帰りの事が心配になり、
行くかどうか少しだけ迷っていました。
でも、母の見舞いには一日も欠かさず行くと決めていたのでその日も車で出かけて行きました。
病院に着くと母は眠っていたので、起こすのは可哀想だと思い、病室を出て少し時間をつぶしていました。
そしたら更に雪が激しく降り始めたので帰りが心配になり、あまり長い時間病院にいられないかもと思い
母を起こして、雪が降ってて帰りの車の運転が心配だから少し早めに帰るね、と言うと
母は窓から雪を眺めて、とても淋しそうな顔をしたことを思い出しました。
私はそんな母を見て、雪、やまないかなぁとつぶやき、真っ白に降り続ける雪が憎らしかったです。
それでも母のことが気になり、なかなか帰るねと言えず、ぐずぐずしていたら、
雪がだんだん止んできて、やがて小降りになり、しばらくしたらすっかり雪は降り止みました。
お母さん、雪が止んだからすぐに帰らなくてもよくなったよ、と言ったら
母は、ほっとして嬉しそうに微笑んでくれました。
私も、母と居られる時間が伸びて嬉しかったことを思い出しました。
今日も仕事の前父の所へ行き、片付け物をして来ましたが、
父に、明日雪が積もったら坂道だし車出せないから来れないかも・・
と言ったら、歩いてでも来いと言われ、
私はこれから先父が生きている限り、自分の自由は有るのだろうか？
本当に今後の事を考えると気が重いです。
毎日毎日、父の世話に明け暮れ、次々に用事を頼まれ・・・
嗚呼、母が元気でいてくれたらなぁ・・・
でも母は、やっと父から解放されたのかな？
私はどこまで頑張れるか今はわかりません。
でも、兄は当てに出来ないし・・・
まぁ、何とかやっていきます。
19:11
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